
みなさん、こんにちは。
smileylife-lab.
心理カウンセラーのこはるです。
先日、スーパーで知り合いにバッタリ。
少し会話をしてから
別れ際に
「またお茶でもしようね!」
と笑顔で別れたものの、
ココロの声は
「いや、最近疲れてるからひとり時間が欲しいな…」
と叫んでいました。
はい、これぞ 「身口意ズレ」現象。
仏教には
「身口意(しんくい)」という考え方があります。
・身=身体(行動)
・口=言葉
・意=思考(心)
この3つが調和していることが大切、と説かれているんですね。
でも、私たちの毎日はこの三者会議がしょっちゅうもめてしまうんです。
今日はこの【ココロと言葉と行動のズレ】についてお伝えしていきます。
ズレが生む“ちぐはぐ三重奏”

『もめる』とはどういうことかというと、
たとえば…
・行動では「キャンセル」してるのに、口では「楽しみにしてた!」
・言葉では「大丈夫」と言いながら、心はモヤモヤ大荒れ
・心では「やりたい!」と燃えているのに、行動はソファで寝転び中
こんなちぐはぐが続くと、
コミュニケーションに
微妙なゆがみが生じたり、
「私って二重人格?」
「これって腹黒いってことかな?」
と自分の本音が見えなくなったりします。
気づけば、
なんだか疲れる
人間関係もギクシャク…。
そんなことを繰り返しているなら抜け出したい!ですよね。
人間関係をラクにする第一歩は“気づくこと”

では、どうしたらいいのでしょうか。
答えはシンプルで、まずズレに気づくことです。
完璧に一致させる必要なんてありません。
「おっと、今は口だけ先走ったな」
「心はYesなのに、体がNoって言ってるぞ」
と気づくことから。
それだけで、
少しずつ三者の声をそろえやすくなり、
ココロが軽くなっていきます。
小さな観察が日常を変える

ズレに気づく練習は、
日常の小さな場面でできます。
今日一日を振り返って、
・口が勝手にしゃべってなかった?
・行動と気持ち、食い違ってなかった?
そんなチェックをするだけでも、自分への理解が深まります。
まとめ
「身・口・意」の三者会議、
いつもまとまるわけじゃありません。
でも大事なのは、ズレに気づいてあげること。
それはつまり、
「自分は本当はどうしたかったのか?」
というホンネに気づくことでもあります。
ホンネに気づくことは、
自分を大事にすることです。
その積み重ねが、自然と自己肯定感を育てていきます。
今日のあなたの「身・口・意」、
どのメンバーが一番自由に暴れていましたか?
ちょっと笑いながら観察してみてくださいね😊
