【HSP・AC】「自分さえ我慢すれば…」から抜け出す方法 〜自己犠牲のクセを手放して、自分も大切に生きる〜


みなさん、こんにちは。
心理カウンセラーのこはるです。

「自分さえ我慢すればうまくいく」

そんなふうに思って、つい自分を後回しにしていませんか?

日本では昔から
「他人を優先すること」
が美徳とされる文化があり、それ自体はとても素晴らしい心です。


ですが、
それが行き過ぎて
「自分を犠牲にすること」

が当たり前になると、心がどんどんすり減ってしまいます。

この記事では、
そんな自己犠牲のクセはなぜ生まれるのか、そしてそこからどう抜け出せばよいのかをお伝えしていきます。



人のために頑張ることは素敵なことです。

でも、それが“自分をすり減らしながら”になっていることが多い時は、要注意!

たとえば、こんなことに心当たりはありませんか?

・いつも他人に合わせてしまい、自分の意見が言えない
・感謝されないと虚しさや怒りを感じる
・疲れていても無理をしてしまい、モチベーションが下がる
・相手に不満がたまり、突然爆発してしまう

これらは、
自己犠牲が習慣化してしまったサイン!!!

気づかないうちに自分の本音がわからなくなり、人間関係もギクシャクしてしまうことがあります。



では、なぜ私たちは自己犠牲をしてしまうのでしょうか?

その背景には、子ども時代の環境や経験が関係していることもあります。

・「いい子でいなさい」と言われて育った
・「お姉ちゃんなんだから」と我慢を求められた
・人を助けたときだけ褒められた

こうした経験を繰り返すうちに、

「自分より他人を優先することが正しい」

「そうしないと愛されない」

という思い込みが生まれてしまいます。

すると、“自己犠牲する自分=価値のある自分”という誤解につながってしまうのです。



「自分さえ我慢すれば…」という考えは、優しさの裏にある苦しみでもあります。

でも大丈夫!

他人を思いやる気持ちを持ちながらも、自分も大切にすることは可能です。

まずは,
「自分の本音ってなんだろう?」
とご自身に問いかけてみることから始めてみましょう。

“他者も自分も大切にする”

そのバランスを取り戻すことが、心のしなやかさを育てていく第一歩です。

次回は、
自己犠牲をやめて自分を大切にする方法 を具体的にお伝えしていきます。