繊細さんが無理せずラクに生きていくココロが軽くなるHSP・ACカウンセラーの*こはる*です。
あなたは何か頼まれごとをされた時に断れますか?
・断るの方がもっと怖い
・誰かの役に立てるなら…
・断って嫌われたらどうしよう…
・役立たずと思われたくない…
など
断った先の結果が怖くて断れない…
そんな方も多いのではないでしょうか。
でも、引き受けてばかりいると、カラダもココロも疲弊します。
また、「都合のいい人」としてあなたのキャラが定着してしまうかもしれません。
それでも、
「断ることに罪悪感を感じてしまう…」
そんなふうに感じることが多いのであれば、発想の転換が必要かも!?
今日はその発想の転換についてお伝えしていきます。
なぜ、断れないのか???
自信がなかったり
自己肯定感が低い多くの方が
・自己主張が苦手
・完璧主義や白黒思考
・いい人
そんな傾向があり
自分のことよりも
相手のことばかり優先したり
自分さえ我慢すれば…と考えがちです。
自己主張することが苦手
忙しい時でも
予定があって無理な時でも
なかなか断れず
自分の気持ちを伝えることが苦手
『いい人』のキャラも定着し
相手に主導権があるかのような感覚を無意識に感じてしまいます。
・自分の意見を言うことを諦めてしまう
・自分の気持ちがあっても言わない選択をする
つい、本音を押し殺して引き受けてしまうのです。
完璧主義・白黒思考
断ることで
生じるかもしれない
さまざまな事柄を先読みしてしまう傾向もあります。
「こうに違いない」
という偏った思考がクセになっていることも多く
・断ったら役立たずだと思うに違いない
・できる限りやるべきだ!
・断ると嫌われてしまうかも…
・友達だから断ってはいけない
そんな偏った思い込みや
決めつけをすることも多く、
その結果、自分を追い詰めてしまいやすいのです。
HSPの気質『深い思考』
HSPさんの気質である
『深く考える』特性も相まって
いろいろなことを
深く考え処理していくため
返事をするまでに時間を要します。
・私が頑張ればいいか…でも
・断ったら嫌われてしまうかも…でも
・私もやらないといけないことがたくさんある…けど
・役立たずだと思われたくないな
・せっかく私に声をかけてくれたのに
・相手も本当に大変そうだし断るのも申し訳ない…
など頭の中でグルグルと模索してしまう。
いろいろ考えている間に
結局、引き受けることになっている…
そんなコトも多いのではないでしょうか。
HSPの気質だから断れない
これは決してイコールではありません。
それは思い込みや固定観念である場合が多いのです。
罪悪感を感じずに断る方法
白黒思考で物事を考えるクセがあると
断る or 断らない
のどちらかにしなければならない!
という思考にもなりい…
ここで、発想の転換が必要!
『引き受け方』を変えてみる
2択ではなく選択肢を増やす
そんな発想に転換してみましょう。
どちらかに決めなくていい!
そう思うとココロが軽くなります。
具体的な方法3つをご紹介。
断るハードルを下げる
ここで知っておいてほしいのは、
断るか断らないか、
を決める権限はあなたにあるということ。
でも、
・断るのも申し訳ない
・少しでも役に立ちたい
そんな自分の気持ちも大事にするために
すべてをOKするのではなく
OKするハードルを下げるコト
をおすすめします。
・この部分は引き受けられる
・1時間だけなら手伝える
・明日ならできる
・~時からならOK
など
今の自分にできることを引き受ければイイのです。
・相手の役にも立てる
・罪悪感を感じずに済む
・自分の断りたいという気持ちも大事にできる
断る、断らないの2択にとらわれず、選択の幅を柔軟にする。
それだけで、相手の思いも自分の気持ちも大切にすることができます。
断りたい気持ちを優先してもいい
しかし、
いつもいつも相手の気持ちばかり汲んでいるとカラダもココロも疲弊してしまいます。
例えば、「3回に1回は断る」と決めることもアリです。
また、
こんな内容は断るなど自分の苦手分野や苦手な場面などは断る
と決めておくのもいいかもしれません。
断り方を意識する
断る!と決めた場合、断り方も大事になってきます。
・大変そうだね、私も急ぎの仕事があって…
・体調がすぐれなくて…
・その日は予定が入ってるの
・次回は参加するね
など断りの文句などもいくつか用意しておくとスムーズですね。
また、
即答で断ることに
ためらいを感じるようであれば、
「ちょっと検討させて!」
と伝えることもおすすめです。
相手にも真剣に考えていることが伝わりますし、冷静に検討してから伝えることができます。
断った後のセルフケアが必須
自分の気持ちを優先し
頼まれごとを断ることが出来た!
でも、そのあと得体のしれない『モヤモヤ』ありませんか?
断ってしまった自分を責めたり、自己否定してしまうことはしんどいですよね。
まず、断れた自分を肯定してあげてください。
断ると決めて断ったのに
それを後悔したり
自分を責めるのではなく
「頑張って断ったんだね」
と断れた自分をねぎらってあげてください。
今回は自分の気持ちを優先したけど
・悪かったかな?
・私って冷たい?
・嫌な思いをさせてないかな?
・あの後大丈夫だったかな?
と、相手のことをそこまで思いやれている、そんな優しい自分に罪悪感は感じなくてもいいんです!
そうはいっても…
罪悪感を感じたり
自分を責めてしまいそうな時には
「罪悪感を感じてしまったんだね」
「自分を責めてしまったんだね」
「あなたはとっても優しいね」
と感じた気持ちもしっかり抱きしめてあげる。
そんなセルフケアが実はとっても大切なんです。
まとめ
常に相手ばかりを優先してしまうと、自分をないがしろにしてしまい、それが生きづらさにつながってしまうことにもなりかねません。
また、すべて引き受けてしまうことで、相手の成長を阻んでしまう時もあります。
相手のすべきこと
それをすることで相手が成長する
そんな機会を奪うことはしたくないですよね。
断ることは悪いことではありません。
相手のことも自分のことも
両方とも大事にしている
両方大切にできるあなたは、
それだけで、
とても素晴らしいのです!
罪悪感を減らす
『引き受け方』に慣れてきたら
少しずつハッキリ断ることにもチャレンジしてみてくださいね。