【HSP・AC】無理しないポジティブ思考とは? 自分らしく自己肯定感を育てるヒント!


こんにちは。

smileylife-lab 心理カウンセラーの*こはる*です。

HSPさんは、
ネガティブに考えてしまうことが多く、それに慣れてしまっている傾向も強いですよね。

落ち込むたびに、
「もっとポジティブに考えなきゃ!」
と無理をして行動していませんか?


しかし、思うようにポジティブになってこないことも多く、そんな自分を責めてしまう…

・ポジティブ=良い
・ネガティブ=悪い


と思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。



そんな思い込みから自分自身に『ポジティブハラスメント』をしてしまう!


過去の私は毎日、自分にポジハラしてました…



自己肯定感を育てるために
無理をしてそのまま走り続けても

かえって本当の気持ちがわからなくなり、自分を見失ってしまいます。


「ポジティブの落とし穴にはまっているかも?」


と感じたら、ちょっと立ち止まってみましょう。


 今日は、ポジティブ思考の意外な落とし穴と、自分らしく自己肯定感を育てるためのポイントをご紹介します。


 

ポジティブな言葉は
元気をくれたり
モチベーションを上げてくれたり
気持ちがプラスな時はとてもいい作用があります。


しかし、
落ち込んでいる時や
ココロが疲れている時

気持ちがマイナスな時などは、繊細なHSPさんにとってはプレッシャーになることがとても多いのです。



「もっとポジティブに考えなよ!」
と言われた時など

かえって気が重くなった経験はありませんか?



これが「ポジティブハラスメント」

HSPさんは、自分自身に
「ポジティブにならなきゃ!」
とポジハラしている方がホントに多いんです。



実は、
・ポジティブが〇
・ネガティブは✖


という考えに囚われすぎていると、かえって自分や他人を追い込んでしまうこともあるんです。


ポジティブさを押しつけようとすると、自分も相手も疲れてしまうことも…


大切なのは、

「(無理にでも)前向きでいよう!」
「(頑張って)前向きになろう!」

とすることではありません。


ポジティブになるためには、
まず、

ありのままの『自然体な自分でいること』が大事なんです。

 

真のポジティブ思考とは
「人間らしくあること」を大切にする姿勢です。

 

ホールネス(全体性)な
考え方を持つ人は、

ポジティブな部分もネガティブな部分も含めて自分を大切にできる人。


「ポジティブでいなきゃ!」

 

と頑張る必要はなく、
自然に感じる感情を
そのまま受け止めること、

それが心地よく自己肯定感を育んでいくことに繋がります。



ネガティブな気持ちが生まれたとしても、

それは「自分らしい感情」

として認めてあげることが大切です。



こうした考え方を持つことで、
ポジティブでいようとする
プレッシャーから解放され、
心に余裕が生まれてくるはずです。

 

<自己肯定感を育む『ホールネスな考え方』とは>

❝心理学におけるホールネスとは、自分の人格のあらゆる部分、ポジティブとネガティブな部分、強さと弱さ、成功と失敗に心を開いて受け入れ、あらゆる感情をうまく活用しながら人生の出来事に効果的に対応できる状態を指します❞

(引用:ネガティブな感情が成功を呼ぶ/トッド・カシュダン、ロバート・ビスワス=ディーナー(著)高橋由紀子(訳)

 

本当のポジティブ思考とは、
無理に前向きでいることではなく
自分の感情を素直に受け止めること。

ポジティブでいることが
必ずしも良いわけではなく、

ネガティブな感情も自分の一部として受け入れることが大切です。

 

「もっとポジティブに!」

と押しつけられても、
無理をせずに自分のココロに耳を傾けて自分のペースで進みましょう。

 

ポジティブも
ネガティブも

どちらも素直に受け入れることが、自分らしい自己肯定感を育むカギです。