【HSP・AC】幸せになりたいのに、なぜかなれない? 幸せ恐怖症の原因と解決策とは

こんにちは。
smileylife-lab 心理カウンセラーの*こはる*です。


あなたはこんな風に感じることありませんか?


・楽しい時、悪いことが起こるのではと不安になる
・わざと嫌われるような行動をしてしまう
・人に褒められると不安になる
・理想的な人と出会ったのに、逃げたくなる



そんな経験を通して、

「幸せになりたいのに幸せになれない…」

と感じてしまう。




これは、無意識に幸せになることを避けているのかもしれません。

気がつけば
同じことを繰り返している気がする…

そんなあなたは必見です!


今日はこの『幸せ恐怖症』についてお伝えしていきます。


幸せ恐怖症とは、

無意識に幸せを避けてしまう心理状態を指します。

幸せを感じることに対する恐れがあり

恋愛、仕事、
そして他人との関係に
影響を及ぼし、

結果的に自ら幸せを遠ざけてしまうのです。

①恋愛がうまくいかない

素敵なパートナーに出会いたいと思っていても

無意識に、

「自分は愛される価値がない」
「どうせ裏切られる」

といった思い込みに支配され、恋愛関係を維持したりすることが難しくなったりします。



②成功を恐れる

成功したい!』

という願望がありながらも、

「自分に成功する資格はない」
「注目されるのが怖い」


と感じてしまい、行動を制限してしまいます。

 

③他人の優しさが信じられない



他人からの褒め言葉や
愛情を素直に受け入れられず、

疑ったり、居心地の悪さ感じてしまいます。

その結果、周囲との人間関係がギクシャクしたりします。




幸せ恐怖症の根本的な原因は、多岐にわたります。



①子どもの頃の家庭環境や周囲の環境に問題がある

・家庭内が常に緊張状態にあった
・親から愛情や承認を十分に受け取れなかった 
・親が幸せではない状況
・学校でのいじめやトラウマ

 

などの場合、「幸せ」よりも「不幸」に慣れていってしまいます。


幸せを感じることに不安や抵抗感を持つようになるのです。

 

②大きな喪失体験をしている

・大切な誰かを失った
・うまくいっていたのに突然どん底に突き落とされた


などの強烈な体験をしていると、

 

「傷つかないために大切なものを持たない、幸せにはならない」

という選択をするようになります。

 

③不幸せな状態に慣れてしまった

・うまくいかないコトの連続
・過去に傷つけられた
・大きなツラい体験

「どうせ幸せになれない」

などの思いが刷り込まれてしまい、無意識に不幸せを選択してしまう。

 

 

ココで共通しているのは

『無意識に』選択しているということ。

では、一体どのように克服すればいいのでしょうか。

 

 


まず、第一歩として

「自分が幸せ恐怖症かもしれない」

と気づくことが大切!

自分が「幸せ恐怖症化かも…」と気がついたら次にすべき行動があります。

 

①幸せが怖いと思う自分を否定しない

「幸せが怖いと思ってはいけない」と思う自分を否定せず

「そりゃー怖いよね」

と肯定し受け止めてあげましょう。


怖さを感じるほどの
ツラい体験や
しんどい思いをしてきたんです。

怖さが出るのは当たり前です。


「怖いと感じてもいいんだよ」

と感じる自分もOKと受け止めてあげましょう。

 

 

 

②まずは「小さな幸せを感じる」ことから体感する


いきなり大きな幸せを手にしようとすると、それだけ恐怖心も大きくなります。

まずは、小さな幸せに少しずつ慣れていくコトからはじめましょう。


身近な小さい幸せ、

・今日は美味しいものを食べて嬉しかった
・道端にお花が咲いていて気分が良くなった など


まず『幸せ』に慣れることから始めていきましょう。

 

いきなり大きな幸せを手にしようと思うと、それと同じくらい怖さも大きくなるので、小さな幸せを受け取る練習をしていきましょう。

 

③「幸せになってもいい」と自分に許可を与える



幸せ恐怖症の人は、幸せになることに罪悪感を持っています

日々、
小さな幸せを感じながら


「幸せになってもいいんだよ」と自分に伝えながら、ココロにしみ込ませていきましょう。

 

 

④幸せな人をマネしてみる

「幸せをどう感じて良いのかわからない…」

今まで感じたことがない方は、どう感じればいいのかがわからないものです。

 

そんな時は、

『幸せそうな人をマネてみる』コトがおすすめ

 

幸せそうだな~と思う人の

・表情
・言葉使い
・仕草 など

観察してその表現をマネしてみる。

 

はじめはわからないままマネするで構いません。

 

やっているうちに、気分が良くなったり、嬉しくなったりしてきて、自分のオリジナルな『幸せ』を表現できるようになります。

 

 

『幸せになりたいのに、幸せを避けていた』

 

これは無意識に行っている自分を守るための防衛反応です。

 

それだけ、過去にツラい思いをしたということですね。

 

でも、人は幸せになるために生まれてきています。

 

あなたも幸せになっていいんです!

ぜひ、幸せになる勇気を持ってください。

 

はじめは上手く感じられなくても、幸せを意図的に感じようとすることで、少しずつジンワリとカラダでわかってきます。

 

「あ~なんかあったかいな~」と

 

『幸せ』を
アタマで理解するのではなく
カラダでわかってくると

 

自然と『自分なりの幸せを感じること』が身についてきます。

 

コツコツ練習することで
他者の行為も素直に受け取れ
自己肯定感も上がってくることでしょう。



少しずつ
幸せな人生へと
シフトするためにも

 

ぜひ、『幸せを感じること』を意識的に行ってみてくださいね。